クッキーのような焼き菓子なら、少しくらい賞味期限が切れても食べれるような気もしますが、実際どうなのでしょうか?

手作りのものや、お店によっても賞味期限は随分と異なるようです。

それぞれの賞味期限の違いや、賞味期限が切れてどのくらいまでなら食べても大丈夫なのかを調べてみました。

手作りクッキーの賞味期限はいつなのか?

一般的に手作りクッキーの賞味期限は、市販のものに比べて短いです。

常温保存でおいしい状態が保てるのは3日が目安です。

中にチョコやフルーツなど、水分が多く含まれるものを入れた場合や、クッキーそのものがしっとりしてるタイプ賞味期限が短くなります。

長くおいしく食べられるクッキーを作りたい場合は、シンプルなものを作ると良いです。

手作りクッキーを常温保温した場合は?

クッキーは常温保存が可能なお菓子ですが、
手作りの場合、特に保存の仕方に気を付けましょう。

<クッキーの常温保存の仕方>
①<クッキーの粗熱をとる>
クッキーが焼きあがったら網の上などに置き空気に触れやすい状態にして、水分をしっかり飛ばす

②<保存用袋に入れる>
空気をしっかり抜いて、乾燥材を入れておく

 

③<保管場所>
高温多湿、直射日光は避け、風通しの良い涼しい場所で保管

手作りクッキーをアイシングした場合は?

~アイシングクッキーとは~
粉糖と卵白を混ぜて作ったクリームを、クッキーの上にデザインをしたものをアイシングクッキーと言います。

~特徴~
アイシングクリームには油分が含まれていないため、空気に触れるとすぐに固まります。

お砂糖には強い保湿性と品質を保つという性質がありますので、アイシングクッキーは持ち運びが簡単にでき、プレゼントにも向いています。

<アイシングクッキーの保存の仕方>
常温涼しい場所で保管
湿気に弱いので、乾燥材を入れた保存袋で保管
光により変色の恐れがあるので、冷暗所で保管

冷蔵庫での保存はNG!

アイシングクッキーは、冷蔵庫で保存すると温度差で水がついてしまう可能性がありますので、常温で保存しましょう。

作っている途中のアイシングクッキーも、冷蔵庫に入れると水分が出てきて、アイシングの表面にたまってしまい、変色や形が変わってしまう原因になります。

市販のクッキーの賞味期限はいつ?

ホノルルクッキーの場合は?

アメリカの「ホノルルクッキー・カンパニー」のお菓子で、ハワイの人気のお土産です。
サクサクの生地に程よい甘さと塩気が特徴で、色々な味があります。

<賞味期限 未開封の場合>
室温で 6~8週間
冷蔵で 3ヶ月

<保存方法>
湿気の少ない冷暗所または、冷蔵庫

チョコレートがコーティングされているものは、特に冷蔵庫での保管するのが良いようです。

<開封後>
開封後はお早めにお召し上がりください

ホノルルクッキーのHPはこちら

ゴディバクッキーはどうなの?

高級感ただよう”ゴディバクッキー”
その美味しさには定評があります。
賞味期限も開封前なら長く保管できるようです。

<賞味期限  未開封の場合>
製造年月日から150日

<保存方法>
直射日光、高温多湿を避け、涼しい場所で保管

<開封後>
開封後は賞味期限に関わらず、できるだけお早めにお召し上がりください。

ゴディバのHPはこちら⇒⇒⇒https://www.godiva.co.jp/

ステラおばさんは賞味期限長かったりするの?

ステラおばさんのクッキーは「株式会社アントステラ」が経営するクッキー専門のブランドで、長く愛されている味です。

<賞味期限  未開封の場合>
製造日より3ヶ月

種類がたくさんあるので、物によっては多少違いがあるようです。

<保存方法>
高温多湿を避けて、常温で保存してください。

<開封後>
開封後はお早めにお召し上がりください。

ステラおばさんのHPはこちら⇒⇒⇒https://www.auntstella.co.jp/

ケーキ屋のクッキーの賞味期限は?

ケーキ屋さんでも、クッキーや焼き菓子が置いてありますが、賞味期限は物によって割と違いがあります。

短いもので1週間程度で、大体3~4週間の間が多いようです。

手作りのクッキーは、保存料や添加物が少なめな物も多く、賞味期限も短くなる場合が多いです。

保存方法は、クッキーは基本的に「直射日光、高温多湿を避け、涼しい場所で保管」が良いです。

クッキーの賞味期限切れを食べると病気になるの?

~クッキーの賞味期限~

賞味期限とは風味が落ちずに食べられるタイミングを指しており、健康に害が出るタイミングを指しているわけではありません。

ですから少しくらい賞味期限が切れても、風味は落ちますが食べることはできます。

~未開封の場合~
未開封で保管状況も良ければ、1ヶ月程度だと食べられる可能性は十分あります。
が、少しでも臭いや、味、見た目などに異変があれば、食べるのはやめましょう。

 

~開封済の場合~
賞味期限にかかわらず、開封後は早めに食べた方が良いです。
食品は酸素に多く触れると、酸化が進みます。

 

~賞味期限切れに起こること~

トッピングが悪くなってしまったり、クッキーに含まれているバターが酸化してしまうこともあります。

食品は『酸化』によりその品質・風味を変質させ、酸化した食品は食べると老化を早めるといわれています。

クッキーだからと甘く見ず、少しでも違和感を感じた場合は食べるのを控えるべきです。

まとめ

クッキーの賞味期限は、包装がしっかりされている市販のクッキーであれば、多少賞味期限が過ぎていたとしても問題なく食べられる可能性は十分あります。

食べる前には、必ずよく確認しましょう。

しかし手作りクッキーの場合だと、賞味期限に関わらず早めに食べきるようにした方が良さそうですね。

食べ物は日にちが経つと、酸化して劣化していくのが自然です。よく確認して、早めに食べるようにしましょう。
 
その他の賞味期限に関する記事もぜひ、ご参照くださいませ(^ ^)

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