暖かくなりそろそろ麦茶を沸かそうかと、麦茶のパックを久しぶりに取り出してみたら、賞味期限が切れていた。。。
なんて時、皆さんならどうされますか?

見た目に変わりなさそうなら飲んでも大丈夫?
捨てるのはもったいないし、飲むのも躊躇しますよね。

迷ったときは、どういうことに気を付ければ良いか見てみましょう。

飲む以外の使い方もありますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

麦茶パックの賞味期限は?

麦茶は賞味期限となっていますので、基本的に少しくらい期限が過ぎていても大丈夫です。
しかし保管状況によっては違ってくるので注意が必要です。

ちなみに、賞味期限と消費期限の違いは

賞味期限
定められた保管状況で期限内であれば、おいしく食べられることを保証する期限

消費期限
品質が劣化しやすく速やかに消費すべき食品

特に麦茶パックのように、乾物類は賞味期限が少しくらい過ぎていても使えることが多いです。

しかし、保存状態によってはかなり差があるようです。

そして、未開封か開封済かによっても変わってきます

<未開封の場合>
見た目や、臭いに問題なければほとんど大丈夫です。
水出しできるものでも、煮出してから飲んだほうが良いです。

ただし、風味や香りは落ちているかもしれません。

<開封済みの場合>
開封済だと、保存状況によって変わってきます。

湿気や温度管理がきちんとできた冷蔵庫などで、空気に触れないよう密閉容器で保管していれば、少しくらい大丈夫な場合が多いです。

湿度や温度が高い場所での保管は、劣化している可能性が高いのでよく確認したほうが良いです。

大丈夫そうでも、風味や味は落ちていると思われます。

賞味期限が切れて飲めないものには異変がある?

賞味期限が切れた麦茶パックに何か異変があれば、それはもう飲めません。
どんな異変が見られるのか、確認していきましょう。

<カビが生えている>
麦茶の原料の大麦にはデンプン質が多く含まれており、カビはこのデンプン質が大好きなので、カビが生えている場合があります。
カビが生えたら、パックの表面に白いフワフワしたものが付いていたり、カビの臭いがしたりします。
カビ毒は体内に入ると、危険なものですのでよく確認しましょう!
<酸化臭がする>
空気中の酸素に触れると、麦に含まれている油が酸化しやすくなります
酸化すると、臭いなどに変化があるのでよく確認しましょう。

※ 少しでも、見た目や臭いに異変を感じたら絶対に飲むのはやめましょう!

賞味期限が切れたら消臭剤としての使い方も?

お茶には抗菌効果や油を落とす効果がありますので、脱臭剤として使うのにも適しています。
お茶なので安心してどこでも置けるので、飲めるかどうか迷ったときは消臭剤として使うことをお勧めします。

脱臭剤としての使い方
麦茶のパックは乾燥した状態のまま瓶やネットに入れて、
臭いの気になる場所に置きます。

脱臭剤としての使い道

①冷蔵庫の中に置いておく

②キッチンの排水溝の受け皿に置いておく
消臭効果以外にヌメリも軽減してくれます。

③靴箱に置いておく

④たばこの灰皿に置いておく

⑤電子レンジの消臭
(この場合は麦茶パックを濡らしてから使ってください)
濡らした麦茶パックを電子レンジに入れて、600W 1分加熱すると、油の臭いなどが取れます。
そのまま麦茶パックで電子レンジの中をこすれば、汚れも落とす効果もあります。
(熱いので手袋をして、気を付けてください)

⑥生ごみに混ぜる
特に、魚の内臓やエビの剥き殻など、臭いが強くなるものが出たときに便利です。

麦茶パック賞味期限のまとめ

麦茶パックは開封したら、保管状況によっておいしく安全に飲めるかどうかが変わってきます。

開封後は、空気に触れないよう密閉容器やジップロックなどにいれて、乾燥剤など入れて保管しておくと劣化しにくいです。

麦茶パックを取り出すときも、手を清潔にして、濡れた手で袋の中に手を入れないようにすると、カビ対策に効果的です。

もし、去年のものが出てきて飲めるかどうか迷ったら、消臭剤としても大活躍してくれるので、ぜひ試してみてください。

 

 

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