コンビニやスーパーでよく見かける”カットサラダ”は、すぐに食べれて、便利なので活用されている方も多いのではないでしょうか?
袋には”消費期限”が記載されていますが、それは「開封されていない状態で適切に保存した状態で、食べても安全な期限」です。
では、開封後はどのくらいで食べきったら良いのでしょうか?
「ちょっと過ぎているけど、もったいないし、大丈夫だろう」なんて、食べていると食中毒で危険な目に合うかもしれません。
食品の安全をしっかり知っておきましょう。
サラダの賞味期限は遅くても2日以内に消化せよ
カットサラダは、野菜の切り口から痛みやすく、野菜から出る液(汁)によって細菌が増殖しやすいので、できるだけ早く食べるようにした方が良いです。
カット野菜は、開封後は遅くても2日以内に食べましょう!
賞味期限以内だから大丈夫!と思っても、保存の仕方でも危険が増します。
カットサラダは乾燥しないようにしっかり封をして、冷蔵庫の「冷蔵室」に入れて、おくのが適しています。
※ カットした野菜は「野菜室」だと温度が高い為、カット部分から菌の繁殖・変色を起こしやすくなります。
〇 葉もの野菜は、50℃のお湯に2~3分つけてよく水けをきると、シャキッと感が戻り、多少の変色は防げます。
〇 包丁を使って野菜を切ると、その部分から酸化しやすくなりますので、家庭でサラダを切る時は
・レタスを切る時は手でちぎる
・キャベツは使う分だけ1枚1枚はがしてから使う
味に変化を感じたらヤバい!最悪の食中毒は命に関わる
カット野菜は、加熱工程や十分な発酵工程がない為、食材の汚染・調理や製造中の汚染・調理後の包装や保存時などの汚染による食中毒菌が増殖しやすいと考えられます。
ヌメリや味など異変がある場合は、絶対に食べてはいけません。
最悪の場合は、食中毒を引き起こしてしまうので、しっかり確認しましょう。
・変色している
・ヌメリがある
・口にすると酸っぱい
・変な味がする
消費期限は絶対に超えてはならない
消費期限が1日切れたらすぐ腐るわけではないかもしれません。
しかし、食品の種類によっては消費期限が1日過ぎただけで危険なものもあります。
生ものなど劣化しやすいものに記載されており、消費期限を過ぎてしまうと、腐敗などのリスクが出て来ます。
消費期限とは違って
未開封の状態で製造側が定める保存方法を守っている場合、品質が劣化せずおいしく食べられる期限のことを言います。
賞味期限は消費期限と違い、1日過ぎたとしても味や匂い、見た目に変化がなければ食べることができます。
ただし、一度でも開けてしまった食品は賞味期限に関わらず早めに食べましょう。
”消費期限”が記載されている中でも、特に腐敗しやすく危険とされている食品がいくつかあります。
生肉やお刺身などがそうですが、その中に「カット野菜」も入っています。
カット野菜も、生のまま加工されている為、お刺身などと同じ様に傷みやすいと考えた方が良いです。
サラダの賞味期限のまとめ
消費期限が切れていても、食べ物を捨てるのはもったいないし、少しくらいなら大丈夫!
と思っている方も多いと思います。
しかし食の安全を知ると、わざわざ食中毒などのリスクを負ってまで消費期限切れのものを食べるのは怖くなります。
食べきれる分だけ買うようにし、消費期限内に食べきれるように工夫することが大切です。
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