キャベツなどの野菜は、賞味期限が書かれていないので、どのくらい保存できるものなのか迷いますよね。
1玉で買った方がお得な気がしますが、使いきるのは難しいので、どれくらい保存できるか知っていると便利です。
キャベツの賞味期限は、ちょっとした処理の仕方や、保存方法の仕方で変わってきます。
そんなキャベツの賞味期限や保存方法についてご紹介します。
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キャベツの賞味期限は?
キャベツの賞味期限の目安は、2週間くらいです。
でも、保存方法など条件によっては、長くて1カ月保存できます。
保存しておいたとき、これは食べられるのかな。
と迷う時がありますよね。
例えば、1/2などにカットして置いておくと、切り口が黒ずんできますが、そこを切り削げば食べられます。
しかし、溶けたようにドロッとなっている場合は、雑菌が繁殖している可能性があります。
そして酸っぱい臭いがしていたら、腐敗が進んでいますので、これらの場合は食べないようにしましょう。
では、具体的に賞味期限をみていきましょう。
1玉とカットで賞味期限が変わる?
1玉丸ごとの場合と、カットした場合とでは、賞味期限が変わってきます。
空気に触れる面積が増えるほど、日持ちしなくなります。
2週間~1ヶ月が目安です。
1週間が目安です
2日以内が目安です。
劣化しやすくなるので早めに食べましょう。
保存方法も複数可能?
では、長持ちさせるための保存方法を見てみましょう。
~1玉丸ごとの場合~
- お弁当用のピックを3本用意します
(爪楊枝でも良いですが、刺さりにくいです) - キャベツの芯に、3か所ピックを突き刺す(三角の形に、深めに刺す)
- ビニール袋にいれて軽く閉じて、空気が入るようにしておく
- キャベツの芯を下にして、冷蔵庫で保存
<お弁当用のピックがない場合>
芯の部分に包丁で十字に切り込みを入れておくだけでも良いです。
あとは、ビニール袋に入れて同じように冷蔵庫で保存しておきます。
その細胞は収穫後も、キャベツの栄養分を吸い取って生長し続ける為、劣化していきます。
お弁当用のピックを3か所刺すことで、効率良く細胞の活動を弱らせ、成長を止めることで長く保存できるのです。
~1/2や1/4にカットされた場合~
1玉丸ごとの場合と同じように、
芯の部分に2本お弁当用のピックを刺して、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存
<芯を切り落とした場合>
湿らせた新聞紙で包み、ポリ袋に入れて、冷蔵庫で保存すると良いです。
~千切りした場合~
- ボウルかタッパーに、千切りしたキャベツを入れ、水をひたひたに入れる
- ラップか蓋をして、冷蔵庫で保存
- 水は毎日変える
※栄養が少しづつ流れ出てしまうので、早めに食べましょう。
~切って生のまま冷凍保存~
2週間くらいが保存の目安です。
- キャベツをあらかじめせん切りか、ざく切りにする
- 水につけてしっかりと水分を含ませる
- ザルに上げ、水分をよく切りる。
- 冷凍用の保存袋にいれて、空気を抜いて冷凍庫で保存
<ポイント>
シャキシャキ感は減少しているので、スープやあえ物に向いています。
スープに使う場合は、解凍せずに凍ったまま調理してください。短時間で火が通ります。
コールスローや餃子の具に使う場合は、冷蔵庫でゆっくり解凍してください。
~切って茹でてから冷凍保存~
茹でて冷凍すると、1ヶ月くらい保存できます。
- ざく切りにしたキャベツを熱湯で10秒ほど茹でる
- 冷水にひたし、キッチンペーパでしっかり水分を取る
- 小分けにしてラップに包む
- 保存袋に入れて空気を抜いて、冷凍庫で保存する
<ポイント>
調理や解凍の仕方は、生で冷凍した際と同じです。
茹でて冷凍した方が、キャベツの酵素の働きが休止し、ビタミンの流出を阻止する事ができます。
キャベツの賞味期限まとめ
キャベツは切り口から水分が逃げてしまいますので、買う時は一玉がおススメです。
1玉買うと使い切るのに日数がかかりますよね。
でも、使う時は1枚ずつ剥がしながら使い、保存の仕方に少し工夫をするだけで、1ヶ月くらいは保存できます。
常備しておくと何かと便利なキャベツの保存法を、是非参考にしてみてください。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
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