一年を通していつでもおいしく食べられる玉ねぎは、さまざまなお料理に欠かせない名脇役のようなお野菜ですよね。

 

和食にも中華にも洋食にも使えて、血液サラサラ効果など体にいいという説もあるという万能野菜・玉ねぎは、どのお家にも置いてあることが多いのではないでしょうか。

 

玉ねぎはネットに入ってゴロっとたくさん売られており、くわえて日持ちもします。ちょっとした一品を作り足したいときや野菜不足が気になったときなどにはとっても便利!

 

でもここで気になることが……。

 

とても日持ちが長いイメージな玉ねぎ、いったい賞味期限はどれくらいなの?
保存方法はどうするのが正解?

 

そんな疑問に答えていきます♪

 

玉ねぎは半年もつって本当か?

 

玉ねぎは野菜の中でもとくに長持ちする種類として知られていますよね。

 

でもどれくらい長持ちなのでしょうか?

 

もしかしたら……半年くらいもつのかも?
いえいえ、さすがに半年はちょっといいすぎです。
けれど実際他のどんな野菜よりも長持ちさせることができるのは本当。
切る前の丸のままの玉ねぎなら、上手く保存すれば数か月は持たせることができるんです。
ちなみに他のほとんどの食材と同じように、切ってしまうと賞味期限が短くなってしまいます。
2つに切ったものであればだいたい2週間程度、スライス玉ねぎなら3~4日程度を目安に食べるようにしましょう。
玉ねぎの賞味期限は
・丸ごとの場合:数か月
・2つ切の場合:2週間程度
・スライスの場合:3~4日程度

玉ねぎが腐るとどうなるか??

とても日持ちが長い玉ねぎですが、やはり長い時間がたてば腐ってしまいます
それではもしもうっかり使いそびれた玉ねぎが腐ってしまったとき、いったいどんな変化がおこるのでしょうか?
どんな状態になったら、もう食べられないと判断できるのでしょうか?

見た目の変化

普通の玉ねぎの皮を剥いた中身の色は、ご存知のとおり白っぽい色をしていますよね。
ところが腐ってしまった玉ねぎは、色が変わってきてしまいます。
変色する色はたいていの場合茶色ですが、カビが生えてしまった場合などは緑色になる場合もあります。

色が変わってしまったら、もう食べられないの?
いえいえ、実は変色してしまったからといって、玉ねぎを全て捨ててしまう必要はないんです。
玉ねぎはいくつもに分かれた層が重なった構造になっていますから、色の変わったところだけを取り除けば大丈夫。
それ以外の白い部分は食べることができますが、なるべく早めに食べるようにしましょう。

見た目でわからない場合

見た目は普通の玉ねぎのように見えても、実は中が腐っているという場合も。
そんなときは、少し強めにぎゅっと触ってみましょう。
中が腐っている場合にはやわらかくブヨブヨした感触があることがありますので、念のため輪切りにしてみましょう。
もしも変色したところがあったら、そこだけ取り除いてからなら料理に使えますよ。
また玉ねぎが腐った臭いは、キツめの異臭がします。
変色したところを取り除いても臭いが取れないときは?
その場合はもしかしたら、見た目の変化が無くてもすでに悪くなってしまっている可能性があります。
洗ってみて、それでもダメなら残念ながら捨ててしまいましょう。
腐った玉ねぎの特徴
・見た目の変化:白い部分が変色する
・触感の変化:やわらかくブヨブヨする
・においの変化:キツい異臭がする
・対処法:一部のみの変化の場合はその部分のみを取り除けばOK!

玉ねぎは常温保存すべき?

玉ねぎの上手な保存方法はどのようなものでしょうか?
なんとなく冷蔵庫の方が長持ちしそうな気がして、ついつい冷蔵保存してしまうという方も多いと思います。
常温保存冷蔵保存、どちらが良いのでしょうか?

常温保存したほうがいい場合

丸ごとの玉ねぎの保存には、冷蔵庫よりも常温の方が向いているんです。
玉ねぎの鮮度を保つには、湿気が一番の敵!
なので湿気のこもりやすい冷蔵庫よりも、風通しのいい常温の場所の方が長持ちさせることができるんです。
保存するときはどうやって保存したらいいの?
保存するときはまず、買ってきたときに入っていたビニール袋から玉ねぎを出します
そして皮のままネットやストッキングなどに入れて、直射日光の当たらない風通しの良いところへ下げておきましょう。
そうすれば数か月くらいなら、美味しく食べることができますよ。

冷蔵・冷凍保存したほうがいい場合

既に使いかけでカット済の玉ねぎや、スライスした玉ねぎは丸ごとの玉ねぎよりも早く悪くなってしまうので、冷蔵保存の方が良いでしょう。
カット済の玉ねぎやスライスした玉ねぎは、1回分ごとに分けて冷凍できるお皿やフリーザーバックへ入れ、冷凍しておくこともできます。
冷凍の場合は1ヶ月ほど保存することができますが、反面水分が冷凍で損なわれてしまうため、シャキシャキした食感を楽しみたいお料理には向いていません。
反面甘味が増すという特徴がありますので、冷凍玉ねぎを使ったお料理は炒め物や、スープなどの煮込み料理が向いています。
玉ねぎの保存方法
・丸ごとの場合:ネットなどに移し、風通しの良い場所へ吊り下げる
・カット済・スライスの場合:冷蔵保存する
・例外として:炒め物や煮込みに使う場合は冷凍保存も可

玉ねぎの賞味期限まとめ

玉ねぎの賞味期限とその保存方法についてを、わかりやすくまとめてみました。
玉ねぎは皮向きも簡単で様々な料理に欠かせない、すばらしい食材です。
そんな玉ねぎをもっと無駄なく味わうためにも、ぜひ今回読んだ方法で、しっかりと保存してたくさん使ってあげてくださいね。

その他の野菜の賞味期限に関する記事もぜひ、ご参照くださいませ(^ ^)
>> もやしの賞味期限をちゃんと知ってますか?
>> サラダの賞味期限を把握して食の安全をこの際一緒に学ばないか?
>> ネギの賞味期限は一体いつなの?

ピックアップ関連コンテンツ