カップラーメンは備蓄用にも便利で、安い時につい買い込んでしまいますよね。
基本的にカップラーメンは、乾燥させた麺や具材、そして密封された容器に入っているので、多少賞味期限が過ぎていても、食べられるのでは?
なんて思ったりもしますが、実際にどれくらいまでなら安全に食べられるのか調べてみました。
記事の目次(クリックで飛べます)
カップラーメンの賞味期限はいつ?
品質の劣化が比較的遅く、ある程度の期間は保存がきく食品です。
~カップラーメン賞味期限の延長について~
もともとカップ麺の賞味期限は通常、製造から約5ヶ月と定められていましたが、東日本大地震をきっかけに、賞味期限延長の可能性について見直され、
2014年4月1日以降、製造から約6ヶ月に延長されました。
ちなみに、袋麺の賞味期限も「製造から約6ヶ月」だったところを、2ヶ月先の「製造から約8ヶ月」に延長されています。
カップ ラーメンの賞味期限切れはいつまでだったら安全?
保存状態によっては、絶対とは言えませんが、賞味期限が切れても少々なら食べられます。
~消費期限を過ぎても食べられる目安~
公表されてるわけではないですが、賞味期限の設定は余裕を持っており、
実際に食べられる期間の7割程度の日数で表示してあるメーカーが多いです。
これで計算すると、
カップラーメンの場合、製造年月日から8~9ヶ月頃までは食べられる計算になります。
実際カップラーメンの賞味期限は、6ヶ月で設定してある物が多いので、
賞味期限切れから、2~3ヶ月がギリギリ食べられるかどうかのラインになりそうですね。
もちろん未開封の場合に限ります。
しかし、
日が経つにつれて、油脂の酸化や吸湿などの影響により、風味や食感の低下が認められるようになるので注意が必要です。
(2)常温で保管する
(3)湿度の低い場所に保管する
(4)においの強いもののそばを避ける
~フライ麺とノンフライ麺の劣化の違い~
フライ麺は油で揚げてあるので劣化は早いですが、ノンフライ麺(油で揚げていない麺)も、生地には植物油脂が練り込まれていますから、同じように酸化・劣化が進みます。
カップラーメンの賞味期限の1年後に食べられる?
製造年月日から1年後であれば、食べられる可能性も出てきますが、
賞味期限切れから1年後だと、食べられない!と思ったほうが良いです。
それでも、食べてみたい!
という方は以下の状態になってないかよく確認してください。
②変色している
③異臭がする
④酸化臭
⑤酸っぱい
⑥かび臭い
⑦味が変
カップラーメンの容器が膨張しているのは、内部の麺が酸化することで発生するガスが溜まって、酸化がかなり進んでいる可能性が大きいです。
もし、見た目や臭いに異変がなくても、一口食べたら酸化臭がして呑み込めない可能性も大きいです。
カップラーメンの賞味期限は2年後はどう?
見た目に変化がないとしても、食品の酸化が随分進んでいると思われます。
酸化油は、体質やその時の体調によっては、お腹を壊したり、蕁麻疹が出たりなど危険なこともあります。
賞味期限切れから2年も経過していたら、
中身を確認するまでもなく、処分されることをおすすめします。
まとめ
カップラーメンは、少しくらい賞味期限が切れても食べられるだろうな。と思っていたものの、実際の目安が分かると判断しやすくなります。
いくら保存が出来ると言っても、賞味期限が切れてから2~3ヶ月が目安になりそうですね。
しかし、保管状況などによっても変わってくるようです。
自分でよく確認して、少しでも見た目・臭い・味に異変を感じたら、食べるのは止めておきましょう!
その他の賞味期限に関する記事もぜひ、ご参照くださいませ(^ ^)